プライド
プライドは、 人前でパフォーマンスする瞬間だけ持つ というのが一番良いと思う。 逆にそれ以外の場面では積極的に持たないようにした方が良い。 特に 自分はもうできている という感覚。 私もなんだか調子がよくないというとき、よくよく観察すると、この自分はもうできている、という感覚が芽生え始めていたりします。 そうゆうときはレッスンに積極的に行って、ボッコボコにしてもらいます。 (うそ。先生は優しいです。) 芽の段階で気づければ摘むのは簡単だけど、このまま大木と化してしまうと、なかなか修正できなくなりますし、人のアドバイスも素直に聞けなくなってしまうかも。 人間は平等に、1日たてば身体や頭はある程度リセットされる。 そのリセットされた分新しいものを取り入れ続けなければ、努力しなければ、衰退する一方で、これは皆等しく平等だと思います。 私も26年間という長い時間をかけてピアノに向き合ってきましたが、もし数年もピアノを全くやらなければ、その貯蓄はいとも簡単にゼロになります。 全くやらないとまで言わなくとも、 もしここで「もうできている」なんて勘違いをしようものなら、明らかに努力の質が低下し始めて、じわりじわりと衰退します。 だからといってやみくもに努力するのではなく、 どこまでいっても自分には欠陥があるものなんだ、という前提にたって、 人からの教えを積極的に乞うた者が勝つ のではないでしょうか。 プロフィール、レッスン情報はこち ら 今後の出演情報はこちら