目に見えないもの

目に見えないものを感じるのが好きです。



というか、目に見えないものを感じてしまいます。

音楽をやっているせいだと思いますが、音と雰囲気で物事を捉えることが多いような気がする。

人を見るときも、その人が普段何をしている人なのか、どんなことを言うかより、
そのときの声のトーンとか、表面的な表情を越えた雰囲気みたいなもの、その奥にある感情をまず感じてしまう。

だから、表に出しているものと裏にある本当の感情が一致してなかったりとかするとすぐにわかる。

わかりすぎて嫌になることがある。
この人、言ってることと本音が違うよー
でもその本人すら自分の本音に気づいてないよー
こうゆうことがよくある。

私だったらやだなー、私みたいな人と一緒にいたら、一挙一動見透かされるみたいで怖い笑

それに、疲れる。
でも受信してしまうものはしかたない。

だから絶対に、一人の時間は必要。
でないと、パンクする。


それでもこうゆうことを感じられて、やっぱり良かったと思う。

特に音楽を人に教えるときや伴奏しているときには相手の体内で起こってることは苦労なくわかるし(わかっても的確に教えられるとは限らないけど)、

演奏は表面的な仕上がりだけではなく
たった今そのプレイヤーがどんな気分かということが大事で、そうゆうことも感じ取れるし、自分自身もそれを目指せる。

ちゃんと自分の個性を活かせる場にいられることに感謝ですね!いや、もしかしたらこうゆう場にいるからこうゆう個性になったのかもしれないけど。

でももし私が一般企業とかに就職したら…
1年もつかなあ…笑



最近この目に見えないもの、つまり人の思いというものの影響の大きさを実感しています。

人は自分が思いを向けた対象に同化していく。

もし自分の大好きな人や尊敬する人のことを考えていれば、知らず知らずにそこに近づいていく。

もし大嫌いな人、許せない人、憎くて憎くてたまらない人のことを考えていれば、なんと知らず知らずのうちに自分も同じようなことをするようになってしまう。

考えれば考えるほど、同化していくんです。

口に出したり、何か行動したりしなくても、ちらとでも考えた時点で、同化現象は進行していきます。

それだけ人の思いというものは強烈なエネルギーを持っていて、
なのになかなかコントロールができないのです。

でもこのからくりがわかってくると、許せない人のことを考えるのがどれだけ時間の無駄で、しかもそうすることでいかに自分が本来進みたいはずの道から逸れてしまうか、わかります。

自分が大好きなもの、大好きな人、尊敬する人の電波だけを受信すること。嫌なものにチャンネルを合わせないこと。

仕事柄、感覚は常に敏感に研ぎ澄ませておきたいから、
自分らしさだったり、自分の世界を守るためには、これしかないなと思います。


ということで今年はいろいろとワクワクすることを予定しております♪

後程まとめてお知らせいたします(^-^)v


読んでいただきありがとうございます♪





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