カルメンによる華麗な幻想曲~7月8日コンサートから
7月8日
ピアノとヴァイオリンによるサロンコンサートから
今日はカルメンによる華麗な幻想曲を紹介します。
有名なオペラ「カルメン」の主要な曲がメドレー風に並んでいます!
~カルメンのあらすじ~
カルメンは言わずと知れた悪女の物語。
男性の囲われもののカルメンは、ドン・ホセという真面目な兵士に目をつけ、彼をすっかりその気にさせ、
ホセはミカエラという、カルメンとは正反対の優しい恋人がいたにも関わらずカルメンに夢中になり、
真面目にこなしていた兵役もほっぽりだして、
カルメンの密輸仲間と密輸をするようになります。
一方カルメンは、次第にイケメン闘牛士エスカミーリョに心が傾き始め、
最終的にホセは嫉妬してカルメンを殺してしまう
というお話です。
カルメンは悪女の代名詞ですが、
私の個人的な印象では、悪女というより
私は私の自由に生きるのよ!って感じの人だと思います。
このオペラは誰もが聴いたことのある曲がめじろ押し!音楽的見せ場がたくさんあるのです。
それを、ハンガリー出身のヴァイオリニストで作曲家のフバイさんが、ヴァイオリンの技巧が光る華やかな編曲に仕上げました。
オペラの序曲の最後の方で流れる怪しげなメロディは、カルメンの死のテーマ。
まずこのメロディで曲が始まります。
ぱっと場面が切り替わり、
ホセの恋人のミカエラが、仕事も自分もほっぽりだして密売人になってしまったホセをなんとか説得して連れ戻そうと歌う、とても綺麗なアリアのメロディに移ります。
また場面が変わり、ヴァイオリンのカデンツァ(技巧をたっぷり見てもらうためのソロ部分)を挟んで、
いよいよ最も有名なカルメンのアリア、ハバネラです。
カルメンが、恋に決まりごとなんてない、私があなたを好きになったら用心することね!と歌う部分です。
そして、イケメン闘牛士エスカミーリョが初登場するときに歌う、闘牛士の歌が続きます。これも有名!
最後は、カルメンが酒場で踊るジプシーの歌。
そのままラストになだれ込みます。
まさにカルメンのダイジェスト版♪
登場人物それぞれのキャラがうまく出るように演奏したいと思います!
※お席の状況ですが、
前半の部は満席となりましたが、増席可能です。
でもちょっと狭めかも…
後半の部はまだ余裕があります、ゆったりです!
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