声の奥深さ

私はピアノを教える他に、合唱や声楽を少しだけ教えることがあります。

声楽家じゃないので初心者限定ですが。


でも歌に関わると、基本的な発声をやっているつもりが、だんだんとその人の生き方そのものにまで足を踏み入れてしまいます。

ちょっとした行動、意識、考え方。

声というものを取り扱う上で、物理的なメソッドだけではどうしても直しきれない部分が出てくるのです。それは精神的な部分に関係があります。

ピアノを教えているときはそこまで足を踏み入れることはほとんどないです。

ピアノは、多少精神面になにかあったとしても、物理的なメソッドや練習の積み重ねで誰でもある程度の所まで形になるからです。

もちろん、ある程度から更にその先に行きたい場合はその限りではないのですが。

こういったことは、意外と突っ込まれるのが嫌なもので、抵抗を感じてしまう人は多いと思う。
自分が一番つつかれたくないところをつつかれるわけだから。

でも敢えて声のためにそこに踏み入らなきゃならない。

これって大変なことですよね💦


きっと、私の生き方に共感してもらえる、ということが、私の音楽を受け止めてもらうための条件なんだな、と思います。


私は声楽家ではないけれど、今後も私なりに歌というものに深く向き合っていきたいな、と思います。もちろんピアノにも🍀

 


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