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10月, 2019の投稿を表示しています

ピアノ&ヴァイオリンデュオライブ終了しました

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皆様こんにちは。お久しぶりです。更新が途絶えがちなのには訳があります。 なんだかんだで8月半ばから、毎週のように本番が続いていました。まるで3ヵ月間走り続けるマラソン大会のようです。 ちょっと振りかえってみます。 8月 墨田区音楽祭 丸越楽器講師コンサート 9月 うたごえ東部地域合唱発表会 うたごえ西部地域合唱発表会 高齢者福祉施設でのミニコンサート うたごえ東京合唱発表会 すみだ合唱祭 10月 大人のボーカル教室おさらい会 亀戸ふれあいセンター音楽講座 合唱団この灯コンサート 七草十花デュオライブ このうちほとんどが、かなりの曲数や分量を弾く本番ばかりだったので、きっと人生で一番忙しかったです。小さなものから大舞台、コンクールまで色々あり、たくさんある曲たちの中には難曲も多く、ひとつひとつが気の抜けない大事な本番でした。 このスケジュールが確定しだした夏ごろには、これは死亡確定だな、と思ったものです笑 たまたま色々なことが重なってしまっただけですが、こんなに長い期間集中力を保つのは、とても良い経験になりました。 11月に入っても引き続き毎週伴奏で本番がありますが、ここからはぐっと曲数が減るので、少しはリラックスして臨めそう。 さて、10月26日にお越しいただいた皆様、ありがとうございました😆💕✨ 相変わらず調子にのって、クラシックからジャズアレンジからアイリッシュまで全部詰め込みました。 この忙しいスケジュールだったので、実のところ、今回デュオライブをこのタイミングでやるのは失敗だったかな、とわりと直前まで思っていて、前日も丸一日ピアノに向かって悪あがきしていました。 でも、予想以上に多くのお客様に来ていただき、そしてお客様の顔を見れば、本当にお世辞ではなく楽しんでいただけたことがわかり、そうゆうのは全てふっ飛びました。  もうそれだけで、やってよかった~✨ 会場であるCafe七草十花さんは、店内がとってもオシャレで、グランドピアノが置いてあって、そのピアノが弾き心地抜群なのです。 またここで回を重ねて演奏させていただこうと思います。 お越しいただいた皆様、今回はいらっしゃれず遠くで見守ってくださった皆様、本当にありがとうご

2回同じプログラムで演奏することの難しさ

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2回同じプログラムで本番を迎えることの難しさをこの夏感じたので、ここで共有しておこうと思います。 今回は特に1回目がそこそこ良い形で終えられた場合、です。 まず、音楽を作っていく上で、その曲の世界ではどんな天気なのか、暑いのか寒いのか、朝なのか夜なのか、乾いているのか湿っているのか、一人なのか大勢なのか、など、細かい背景や設定まで考えてみると良いという話は前の記事にも書きましたが、 1回目の本番ではそういったことが新鮮に感じられても、 2回目を迎えるにあたって慣れや飽きが出てしまい、薄らいでしまうことがあります。 それから、これは特に真面目な性格の人の場合かもしれませんが、2回目なので、1回目でできなかったことを克服し、完璧を目指そうとします。 完璧を目指すこと自体は悪いことではないんだけど、イメージや設定が薄らいでいる状態がセットになっているのが落とし穴。 表面的な技術を、力業でどうにかして完璧を目指そうとすると、思っているのとは逆方向に行ってしまいます。 イメージや設定に身を委ねることを忘れて、作為的に良い演奏を「しにいっちゃう」んですね。 その結果、力みが生じて、全体的にぎこちなく、つまらない感じになってしまいます。 この辺りが2回同じプログラムを演奏する上で、私自身がつまずいてしまった部分です。 そして、以下、実際にやった対処法。 そもそも、本番は練習通りになんて行きません。練習の積み重ねは大事だけど、本番はその日その時の一本勝負なので、そこで身体の内側(≒心)が動いていることが大事なんです。 貯金はできません。だから、その日その時を信じきって、その時の空気に、身体に、感覚に、力を抜いて委ねるしかないです。 身を委ねる一番の手助けになるのは、やっぱりイメージや設定。今一度、思い返してみましょう。ただ頭で思うだけではなく、肌感覚として、生々しく想像できるように。 そして実際音だしするときは、1回目の本番の時よりも、むしろ今までで一番新鮮に、身体から湧き出でてくるのを感じて。 湧き出させるのではなく、湧き出てくるんですよ。 少しでも飽きを感じたら、一度距離を置いて、新鮮に湧き出てくる感じ、演奏したくてたまらなくなってくる所まで、待ってみる。 待っても出てこなかったら、本を読んだり