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ピアノ&ヴァイオリンデュオライブ終了しました

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皆様こんにちは。お久しぶりです。更新が途絶えがちなのには訳があります。 なんだかんだで8月半ばから、毎週のように本番が続いていました。まるで3ヵ月間走り続けるマラソン大会のようです。 ちょっと振りかえってみます。 8月 墨田区音楽祭 丸越楽器講師コンサート 9月 うたごえ東部地域合唱発表会 うたごえ西部地域合唱発表会 高齢者福祉施設でのミニコンサート うたごえ東京合唱発表会 すみだ合唱祭 10月 大人のボーカル教室おさらい会 亀戸ふれあいセンター音楽講座 合唱団この灯コンサート 七草十花デュオライブ このうちほとんどが、かなりの曲数や分量を弾く本番ばかりだったので、きっと人生で一番忙しかったです。小さなものから大舞台、コンクールまで色々あり、たくさんある曲たちの中には難曲も多く、ひとつひとつが気の抜けない大事な本番でした。 このスケジュールが確定しだした夏ごろには、これは死亡確定だな、と思ったものです笑 たまたま色々なことが重なってしまっただけですが、こんなに長い期間集中力を保つのは、とても良い経験になりました。 11月に入っても引き続き毎週伴奏で本番がありますが、ここからはぐっと曲数が減るので、少しはリラックスして臨めそう。 さて、10月26日にお越しいただいた皆様、ありがとうございました😆💕✨ 相変わらず調子にのって、クラシックからジャズアレンジからアイリッシュまで全部詰め込みました。 この忙しいスケジュールだったので、実のところ、今回デュオライブをこのタイミングでやるのは失敗だったかな、とわりと直前まで思っていて、前日も丸一日ピアノに向かって悪あがきしていました。 でも、予想以上に多くのお客様に来ていただき、そしてお客様の顔を見れば、本当にお世辞ではなく楽しんでいただけたことがわかり、そうゆうのは全てふっ飛びました。  もうそれだけで、やってよかった~✨ 会場であるCafe七草十花さんは、店内がとってもオシャレで、グランドピアノが置いてあって、そのピアノが弾き心地抜群なのです。 またここで回を重ねて演奏させていただこうと思います。 お越しいただいた皆様、今回はいらっしゃれず遠くで見守ってくださった皆様、本当にありがとうご

2回同じプログラムで演奏することの難しさ

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2回同じプログラムで本番を迎えることの難しさをこの夏感じたので、ここで共有しておこうと思います。 今回は特に1回目がそこそこ良い形で終えられた場合、です。 まず、音楽を作っていく上で、その曲の世界ではどんな天気なのか、暑いのか寒いのか、朝なのか夜なのか、乾いているのか湿っているのか、一人なのか大勢なのか、など、細かい背景や設定まで考えてみると良いという話は前の記事にも書きましたが、 1回目の本番ではそういったことが新鮮に感じられても、 2回目を迎えるにあたって慣れや飽きが出てしまい、薄らいでしまうことがあります。 それから、これは特に真面目な性格の人の場合かもしれませんが、2回目なので、1回目でできなかったことを克服し、完璧を目指そうとします。 完璧を目指すこと自体は悪いことではないんだけど、イメージや設定が薄らいでいる状態がセットになっているのが落とし穴。 表面的な技術を、力業でどうにかして完璧を目指そうとすると、思っているのとは逆方向に行ってしまいます。 イメージや設定に身を委ねることを忘れて、作為的に良い演奏を「しにいっちゃう」んですね。 その結果、力みが生じて、全体的にぎこちなく、つまらない感じになってしまいます。 この辺りが2回同じプログラムを演奏する上で、私自身がつまずいてしまった部分です。 そして、以下、実際にやった対処法。 そもそも、本番は練習通りになんて行きません。練習の積み重ねは大事だけど、本番はその日その時の一本勝負なので、そこで身体の内側(≒心)が動いていることが大事なんです。 貯金はできません。だから、その日その時を信じきって、その時の空気に、身体に、感覚に、力を抜いて委ねるしかないです。 身を委ねる一番の手助けになるのは、やっぱりイメージや設定。今一度、思い返してみましょう。ただ頭で思うだけではなく、肌感覚として、生々しく想像できるように。 そして実際音だしするときは、1回目の本番の時よりも、むしろ今までで一番新鮮に、身体から湧き出でてくるのを感じて。 湧き出させるのではなく、湧き出てくるんですよ。 少しでも飽きを感じたら、一度距離を置いて、新鮮に湧き出てくる感じ、演奏したくてたまらなくなってくる所まで、待ってみる。 待っても出てこなかったら、本を読んだり

高齢者福祉施設での演奏

今日はヴァイオリニストの秀川みずえさんと、中野の方にある高齢者福祉施設で演奏してきました。 千葉の音楽教室で一緒の秀川先生とは、全プログラムがっつりご一緒するのは初めてだったので、とても幸せな時間になりました✨ 写真はありません。いい加減写真撮る習慣を身につけろっていう話ですよね💦 少しでも、聴いてくださった方の心を動かせていればいいな、と思います。 人前に立って演奏したりお話ししたりする側としては、お客さんが笑顔で話を聞いてくれたり、何かしら反応をしてくれるととても嬉しいし、舞台を進めやすくなったりします。 日頃、皆様をお招きして開催する自主企画のコンサートでは、そんな皆様にたくさん助けて頂いて、良いステージを作れているので、本当に感謝しかありません。 そういったファンの皆様を大事にしていくのはもちろんなのですが、そうでない場にも分け入って演奏しに行くこともとても大事だなと改めて感じました。 最初から心が開いている人は、なにもしなくたって自分から楽しいところに出かけていって、楽しいものを見つけることができるんです。 でもそれが出来ない人だっている。 本当に音楽が必要とされる場とは?ということです。 笑顔で人の話を聞いたり、相手に対して反応を示す、というのは、ちょっとしたことなようでいてとてもエネルギーが要ります。エネルギーがもともとある人でないと出来ないんです。 そこにエネルギーを割けない人たち。 そこにこそ、エネルギーを届ける必要があるんじゃないかな。 もちろん、1回や2回で全員の心が開くほど簡単な問題ではないけれど。出来る範囲でもやることが大事だな、と思いました。 でも、今日は涙を浮かべたり、真剣な目で聴いてくださる方もたくさんいて、 忙しい時期で無理矢理予定を詰め込んで臨みましたが、やっぱり演奏させていただけて本当に良かったです。これこそ音楽の原風景です! プロフィール、レッスン情報はこちら 今後の出演情報はこちら

ピアノ&ヴァイオリン&ちょこっとアイリッシュハープDuoLiveのお知らせ

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カフェコンサートのお知らせです。 いつもの相棒、ヴァイオリンの早川愛美さんと、 グランドピアノがあり、お洒落で、それでいてアットホームな空間、カフェ七草十花さんでのライブです。 この間下見で試し弾きさせていただいたのですが、とっても良い感じに響くので、今から楽しみです! クラシック中心ですが、ジャズアレンジあり、アイリッシュありの盛り盛りな内容になる予定です! またアイリッシュハープもかついで持っていく予定です♪ 私の拙いアイリッシュハープが聴けるのはこういったカフェコンサート限定なので、ご興味のある方は是非✨笑 良い曲がそろい、楽しいプログラムになりそうです♪ 10月26日(土) 18:30open  19:00start ¥2500(1ドリンク+ケーキ付きなので、ご飯は済ませてきてください♪) 七草十花(都営新宿線大島駅より徒歩5分) お問い合わせは yuiiwasakiconcert@yahoo.co.jp までお願いいたします♪ 今後の出演情報はこちら プロフィール、レッスン情報はこちら

2日連続の本番でした

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8月31日はピアノを教えに行っている楽器店の講師コンサートでした。 私はモーツァルトのソナタK311第1楽章とショパンのバラード第1番を弾きました。 演奏にはどこまで行っても終わりがなく、むしろもっとこうできたらなぁ…というのが増えていくばかり。 でもその度に面白さも増えていきます♪ 楽屋で髪の毛をセットしてもらいました。自分のリサイタルですらなかなかセットまでできないので、記念に撮影。 終演後、帰宅してからなので少し崩れてしまいましたが💦 そして9月1日は東部地域のうたごえ合唱発表会でした。 東部地域の合唱発表会は本当に楽しい! どの団体も上手だし、すごく楽しそうだし、少人数で出てるところもあったり、講師たちだけでアカペラやったり、遊びに溢れた楽しいイベントです。 私は5団体伴奏して、講師のアカペラにもぶっつけで混ぜてもらいました。 2日間、濃厚な日が続き、ヘトヘトですが、少し休んだらまた次の目標に向けて頑張ります! 今後の出演情報はこちら プロフィール、レッスン情報はこちら

良い演奏というその一点を狙う難しさ

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また投稿に日数が空いてしまいました💦 これからの夏~秋にかけて楽しみな本番がたくさんあります! 楽しみなのはもちろんなのですが、それだけ準備もしっかりしておかないと、これだけの本番の数はこなせません。 ということで、ここ最近は一生懸命練習をしていました。こうゆうときは投稿が滞ります💦 それで、一生懸命練習してる中で大事な気付きがあったので、こちらに書いておこうと思います。 以前人に言われて、とても印象に残っている言葉があります。それは、 「一歩間違えると安っぽくなってしまう」 という言葉。 その時の私の状態に当てはまるものがあって、今でも記憶に残る言葉です。 ただ、これってすごく難しくて、 自ら進んで一歩間違える人なんて誰もいないんです。 大抵は、知らず知らずに最初の一歩を間違えて、知らず知らずに進むうちに、あれ、なんか違っちゃった!っていう感じだと思います。 しかも、最初から一切一歩も間違えないという人もいないと思います。 誰でも一歩くらいは間違えるもので、でもその微妙に違っちゃった一歩を、その時点で気付いて修正できるか、ということが大事なんだと思います。 それを放っておいたまま、もしくは気づかないまま進んでしまうと、しばらく来た頃には本来やりたかったこととは全然別物になっちゃうよ、ということ。 なぜこの話になったかというと、 この夏、一生懸命練習する中で、 思いっきり2~3歩間違えたからです笑 しかもその間違えかた、今までにも何度もやったことのあるものでした。 ちょっとぴりっとした嫌な感じ。 あ、これ、このままいくと本番うまくいかない。 弾きこんでる曲だから大失敗はしなくても、いい演奏には確実にならない、 と直感しました。 具体的に言うと、 できてないところばかり目が行く、イライラする、曲の世界にすっぽり入りきれない、役になりきれない。 できないところに目をむけるのは大事なことなのですが、ちょっと追い込みすぎて、自分で自分にうんざりしちゃった感じ。 なので、メインで取り組んでいたものをここ3日ほど一切弾かないでみました。 ソロの演奏を仕上げるときはこうゆうことはあまりやらないのですが、今回は実験。 変わりに別の曲を丹念に練習した

ハノン

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ピアノを弾く人が必ず使う教材 ハノン 子どもの頃からの定番中の定番とも言えるテキストですが、 最近改めてハノンを引っ張り出して弾いてみています。 1番~31番は指の細かい動きが多いので、5本指をちゃんと思い通りに使える、小回りがきくようになる練習曲です。 他にもオクターブを柔らかくつかめる練習や、和音をつかむ練習などありますが、 私は、これを 移調 してやっています。 これだけで難易度がガツンと上がります。 黒鍵が挟まってくることで山あり谷ありで、がたつきやすくなるので、手の角度や力の入れ具合を常に意識しないといけなくなるのです。 なんてやってるうちに、固くなってた手や腕の筋肉はだんだん柔軟に、鍵盤にフィットするようになってきます。 曲を弾いているとどうしても筋肉の力みが偏りがちですが、それをリセットして、音楽の流れではなく、もう一度自分の身体に焦点を向けてみるのに、ハノンはとても良いです! 基礎練習の代表格であるハノンですが、 (声楽でいえば発声練習みたいなものですね) 基礎と応用は、分けられるものではないと私は思っています。 ハノンって、音はとても単純なので、何も考えないで指を回して弾けちゃうのですが、 そうゆう意味のない反復というのは、応用に繋がりにくい(実際の演奏に繋がりにくい)です。 本当の意味での基礎練習というのは、実はすごく応用的にやらなければならなくて、 ハノンもそうゆう観点(力み具合や手の角度を観察したり、移調したり)で使うことで、より効果が出ると思います。 今後の出演情報はこちら プロフィール、レッスン情報はこちら

やめてみることのすすめ

楽器を弾くことそのものに一生懸命になってるときって、大体は前のめりに必死になって、余分な力が入ってるんですよね。 こうゆうときって、 前のめりになるのをやめてみる、 という選択肢が自分ではなかなか選べなかったりします。 私はハープを弾いていてたまに意識することがあって、 弦を指ではじくとき、指の肉がやわらか~いイメージをするんですね。 そうすると、ぷるんと弦をはじけて、ぽーんといい音が鳴ったりします。 このイメージは、ピアノを弾くときにも使えます。手の中の力を抜いて、指の肉がやわらかいイメージ。 そうやって、ぎゅっとしていたものをやめてみると、柔らかい音、大きい音、広い音、流れる音など、欲しかった質がちゃんと出てくるんですね💡 もちろん、新しい曲を習得していく過程の中で、当然必死にはなるし、前のめりになるし、力は入ります。ある程度は必要なことです。 でも、ここだ!というタイミングでそれをやめると、元々欲しかった質やイメージが、 余分な力によって止められることなくするすると素直に出てくるような気がします✨ 今後の出演情報はこちら プロフィール、レッスン情報はこちら

女性が弾くピアノ

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ピアノって、そもそも男性用の楽器だってご存じですか。 ヨーロッパの男性の大柄な体型に合わせて発展し作られてきたピアノ。鍵盤の大きさも重さも男性用に設計されています。 そしてそんな男性たちによって作られた作品を演奏するわけですが、当然、筋力があって、手が大きいという前提で書かれた作品が多いです。 しかも、そういった物理的な問題だけではありません。 クラシック作品は、ヨーロッパの教会さながらの、立体的な構造のものが多く、それを理解するには、男性的な理詰めの視点が必要。男性の脳から生まれたものなので男性的な脳ミソで考えないといけないわけです。 ホロヴィッツは、女と東洋人にピアノは弾けないと言ったそうですよ。 (うっせ!) これはさすがに言い過ぎですが、不利であることは確かだと思います。 私自身も、大柄な男性との音量・技量の差に随分悩まされました。 結局のところ、音がデカイ人が勝つ世界なので、 一時期は負けじ!とガンガン弾いてたら、腕も痛くなるし、なにより精神的に疲れてきて、なにひとつ上手くいかなくなってしまいました。 そもそも対抗しようとすること自体間違っています。 対抗したところで最初から勝てるはずのない戦いはするべきではありません。 それで、私はどうしたかというと、徹底的に自分の身体に寄り添うことにしました。 自分の身体を、本来と違うサイズ、違う質に無理矢理持っていくのではなく、 まず本来の状態であることを許しました。 そして、その本来の状態、力まなくても良い自然の状態を優先して、その範囲でできる表現をしました。 それを実践していた当時は、相当薄くて平たい表現になっていたと思います。 そして、よく食べよく眠りよく弾いているうちに、体重が増え、身体に厚みが出てきました。その体重を全部鍵盤に乗せれば、そこそこ音が出るようになりました。 とはいえ、やはり男性のようにはいきません。 でもそれでいいと思っています。 今の自分の身体に一番フィットした表現であることが大事なんです。 それは聴き手に説得力として伝わります。 女性が成長するためには、 ひたすら自分の内側と向き合うことです。 ヨガとかをやっているときの感覚に近いですね。ヨガが好きな女性は多いですが、男性はあま

6月30日ピアノコンサート終了しました

先日、子供の頃習っていたピアノ教室のコンサートがありました。 私は未だに出続けていて、5歳の時から皆勤です。 教室の生徒さんの親御さんがビデオを撮ってくださっていたので、こちらに載せておきます。 2019.6.30 ショパン:バラード第1番 今回弾いたのはショパンのバラード第1番。 小さい手を目一杯広げて弾いてきました! この曲、実は大学2年生くらいのときに1度弾いたので、10年ぶりくらいの再挑戦です。 大好きな曲なのに、10年前は本当に色々なことが追いついてなくて、表面的には弾ききった!感は出していたものの、聴き手にちゃんと伝わるような質のものではなかったな~とずっと思っていた。 今回は、私の思っていることが、ちゃんと「聴き手にわかるように」伝えることを心がけてみました。 といっても、それってなかなか難しくて、弾き手は聴き手じゃないから、どうしても弾き手目線で音楽を作っちゃうんですよね。 でも、昨年のリサイタルを通じて、「聴き手にわかるように」伝えるには何をすれば良いのか、ということを知りました。 なのでそれを実践してみました。 ひとつは、しつこいくらい録画練習をすること。 そして、音のこと、仕草、姿勢など、気になったことやできなかったこと、その対策をしつこいくらいノートに書き起こすこと。 そして、風景や場面などを具体的に想像できるようにしておくこと。 例えばこのバラードの前奏が終わって第1主題が出てくるところは、戦争か何かで傷ついた人がひとりで歩いているシーンで、場所はごつごつした岩場の多い荒野で、乾いた風が吹いています。時間は夜で、寒いです。多くのものを失って絶望しているし、恨みを抱えています。 私の頭の中の物語では、この後、悪魔とかも出てきます。 小説書けちゃいそうなくらい、しつこく設定を考えました。 ただ、これを本当に小説にしちゃうと、1個も救いのない悲惨な物語になってしまうので…やめておきます😄💦 内容が気になるという物好きな方がいらっしゃれば、お気軽にお尋ねください笑 今後の出演情報はこちら プロフィール、レッスン情報はこちら

プライド

プライドは、 人前でパフォーマンスする瞬間だけ持つ というのが一番良いと思う。 逆にそれ以外の場面では積極的に持たないようにした方が良い。 特に 自分はもうできている という感覚。 私もなんだか調子がよくないというとき、よくよく観察すると、この自分はもうできている、という感覚が芽生え始めていたりします。 そうゆうときはレッスンに積極的に行って、ボッコボコにしてもらいます。 (うそ。先生は優しいです。) 芽の段階で気づければ摘むのは簡単だけど、このまま大木と化してしまうと、なかなか修正できなくなりますし、人のアドバイスも素直に聞けなくなってしまうかも。 人間は平等に、1日たてば身体や頭はある程度リセットされる。 そのリセットされた分新しいものを取り入れ続けなければ、努力しなければ、衰退する一方で、これは皆等しく平等だと思います。 私も26年間という長い時間をかけてピアノに向き合ってきましたが、もし数年もピアノを全くやらなければ、その貯蓄はいとも簡単にゼロになります。 全くやらないとまで言わなくとも、 もしここで「もうできている」なんて勘違いをしようものなら、明らかに努力の質が低下し始めて、じわりじわりと衰退します。 だからといってやみくもに努力するのではなく、 どこまでいっても自分には欠陥があるものなんだ、という前提にたって、 人からの教えを積極的に乞うた者が勝つ のではないでしょうか。 プロフィール、レッスン情報はこち ら 今後の出演情報はこちら

今後の出演情報のお知らせ

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まだ少し先ですが、個人開催のコンサートからお知らせさせてください。 ①2019年10月26日(土) ピアノ&ヴァイオリンDuoライブ また素敵なカフェでの演奏が決まりました! グランドピアノがあり、綺麗でお洒落で、それでいてアットホームな空間、カフェ七草十花さんでのライブです。 この間下見で試し弾きさせていただいたのですが、とっても良い感じに響くので、今から楽しみです。 クラシック中心ですが、ジャズアレンジあり、アイリッシュありの盛り盛りな内容になる予定です! またアイリッシュハープもかついで持っていく予定です♪私の拙いアイリッシュハープが聴けるのはこういったカフェコンサート限定なので、ご興味のある方は是非✨笑 18:30open  19:00start ¥2500(1ドリンク+お菓子付きなので、ご飯は済ませてきてください♪) 七草十花(都営新宿線大島駅より徒歩7分) ②2020年2月24日(月祝)ピアノ&ヴァイオリンDuoリサイタル 七草十花でのライブと同じく、ヴァイオリンの早川愛美さんと、こちらはがっつりクラシック!のコンサートです。 場所は紀尾井サロンホール。 こじんまりした、でもピアノも響きもとても良い会場なので、間近で本格クラシックを楽しんでいただけると思います。 難曲にも挑戦するので、今からうっすら準備を進めています🐜 時間はまだ未定ですが、午後の時間帯になると思います。 以上2つは自主企画コンサートです。 お問い合わせは yuiiwasakiconcert@yahoo.co.jp までお願いいたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~ ③2019年8月31日 丸越楽器講師コンサート  スマホのカメラの性能が良すぎて影やしわまで綺麗に写ってしまってすみません。 私がピアノを教えに行っている楽器店、丸越楽器の講師によるコンサートです。 東京からは少し遠いですが、お子様から大人の方まで楽しめるコンサートになりそうです✨ ④2019年10月14日 合唱団この灯コンサート いつも強いメッセージ性を込めて行っている合唱団この灯のコンサート、今年は江東区の地域に根差した形での開催、テーマは東京大空襲です。

6月16日ライブ終了しました

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平井のCafeSAKURAさんでのライブが終わりました。 お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました❤️ クラシックの名曲を中心に、 アイリッシュダンスチューンや、アイリッシュハープ(初めて2年✨)での演奏にも挑戦しました。 アイリッシュハープはなかなか聴く機会がないと思います。そのためか、曲の最初の1音出したときに、「お~!」と歓声がして、ビビってとちってしまいました。まだまだ素人ですね。 休憩中に出していただいていた飲み物やシフォンケーキ、私たちも終演後にいただきましたが、本当においしい✨ とにかく私が一番楽しかったかもしれません。本当に楽しかったです。 とても小さな会場で、今回直接お声かけしなかった方もたくさんいらっしゃいましたが、こちらではまた定期的に演奏させていただけたら…と思っています。その時は是非足をお運びくださいね❤️ 自分で言うのもなんですが、値段のわりにお得感満載な内容だと思います。 ~~ クラシック音楽はクオリティの高さが売りで、会場も楽器も一流であってこそ、という暗黙の了解があります。 もちろん、響きの良い会場と、最高の楽器でできるのならそれが一番良いし、その品位の高さこそがクラシックの魅力です。 でもそれは他の多くの方が既にやってくださっていることでもあります。 私は、このクラシックの品位は最低限保ちつつ、どうしたら、気軽にふらっときて楽しんでもらえるような空間を作るか?ということを大事にしていきたいです。 その意味で、今回のようなカフェでの演奏は続けていきたいですし、 今後もちょっと色々仕掛けていこうかな~と、頭の片隅に思いついて置いといてあるアイデアを、今引っ張りだして分解・再構築しているところです。 ということで、今後もどうぞよろしくお願いいたします~😌 プロフィール、レッスン情報はこちら 今後の出演情報はこちら

練習ノート

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私は、練習ノートをつけてます。 練習にノートを使うというのは、誰でも簡単に実践できることですが、なかなか実行しないもの。 私も練習日誌というのを、学生時代の卒業論文で扱ったスポーツのメンタルトレーニングで知って、ああいいな✨と思ったもののちゃんと実行はしていませんでした。 あ、論文執筆中だけ実践してましたけどね💦 でもそのときはあまり効果が得られなかった。 そのときはこうゆうのがあるならまあ試してみよう、と、手段としての面が先にたっていた感じだったのですが、 ここ最近は、どうしてもノートを使う必要性を感じて、使っています。 というのも、まずやることが多すぎる。 今なにを優先してやるべきか? いつまでに何をできるようにしないといけないのか? これを書き出すだけでも、今やるべきことが整理されます。 そして、練習の中で感じたこと、こうするとうまくいく!と発見したことを、ちゃんと文字で残しておくことで、より頭の中に残ります。 こういったことを書くことも、また書いたものを読んでそのときの感覚を思い出すことも、イメージトレーニングの範疇に入る、と論文書くとき勉強したっけな~ 今さらながら実感しています。 私の場合は1週間ごとに期間をくぎって、その週の目標を決めたり、優先順位を書き出しておきます。 そこからあとはフリースペースで、気づいたこと、気を付けることを曲ごとに箇条書きしていく感じ。 次の日の練習のときに見返して、そのポイントを踏まえて始めるととても効率的です! 今後の出演情報はこちら プロフィール、レッスン情報はこちら

近況

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5月28日は声楽発表会の伴奏でした。 年齢や仕事の忙しさ関係なく、真摯に音楽に向き合い、成長していく皆さんが素晴らしかったです✨ ぜひ挑戦を続けてほしいし、私も挑戦しよう!と思いました🔥 そしてその次の日 東京都・神津島に旅行に行きました! 美しすぎる海の写真をたくさん載せます。 山も登りました。 頂上の方は全然世界が違います。 宿のご飯 その2週間ほど前に千葉県岩井に合唱団の合宿に行きましたが、その宿のご飯と似てる気がする。やっぱり海が近いからかな。 岩井の海 2泊3日の神津島旅行の間お水を変えてあげられなかった、声楽発表会でいただいたお花も元気でした♪ ピンクのカサブランカが綺麗すぎる 花開いていくのが嬉しいので3枚も載せちゃいます! さて、6月16日に向けて頑張ろうと思います!こちら、 残席わずか となりました。ご案内が難しい場合がありますので、ご了承ください。 今後の出演情報はこちら プロフィール、レッスン情報はこちら

ピアノ&ヴァイオリンDuoライブのお知らせ

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素敵なカフェでのライブが決まりました♪ 6月16日日曜日15時から、JR平井駅から徒歩7分のCafeSAKURAで、ヴァイオリンの早川愛美ちゃんとのライブです! CafeSAKURAはお店の中に入った瞬間おとぎ話の世界に入ったような、ほっこりした空間の素敵なカフェです。ステンドグラスが綺麗、飲み物もお料理もおいしいです! 電子ピアノなので小品多めですが、電子ピアノならではのこともする予定です。 ピアノ以外の楽器にも挑戦します…!ドキドキ 誰もが聞いたことのあるクラシックの名曲を中心に、 超有名ではないけれど今回紹介したい素敵な曲→ モーツァルト:ピアノソナタ K311 第1楽章 ショパン:ノクターン第1番 シューベルト:ヴァイオリンソナタ D574 第1楽章 そしてクラシックのジャンルを飛び越えて、今回アイリッシュエア、アイリッシュダンスチューンにも挑戦します。 曲のことをお話ししながら演奏するので、クラシックに馴染みのない方にもおすすめです✨ お近くの方は是非ふらっと遊びにいらしてください♪ 20名様限定なのでお早めの予約がおすすめです! お問い合わせはyuiiwasakiconcert@yahoo.co.jp まで♪ 今後の出演情報はこちら プロフィール、レッスン情報はこちら

完成度を上げるということ

ある程度弾けるようになったら…の話なのですが、 大体の音や動きが入ってくると、それで弾けた気になってしまいます。 でもここからがようやく本題なんです。 その曲で言いたいこと、イメージを強烈に持つこと。これは少し考えればできることだと思います。 曲の完成度をあげるために問題になるのは、 全部の音が聴けるようになること これは、聴いているつもりとは違います。 聴いているつもりとは、 その音を聞いてみよう!と意識しているときは聴けるけど、そうすると他の音は聴こえなくなる、意識するのをやめるとまた聞こえなくなる、そういう状態なんかは、まさに聴いているつもり。 全部の音が聞けていると、ある音とある音の関係、各声部の絡み具合、ひとつひとつの音の役割まで感じ取れます。 ここでこっちの音とこっちの音がぶつかるな、ここはこの声部とこっちの声部が重なって一緒に動いているな、または逆行してるな、音がひとつ変わっただけで和音が変わってぱっと空気が変わるな、等々。 このような小さなおっ✨という発見を、できるだけたくさんしておくこと。 感動ポイントを見つけておくこと。 とても能動的な頭の使い方が必要なんです。 危険なのは、物理的にはもう弾けてるから、と、この発見作業をしないで、オートマチックにただ弾いていると、どんどん劣化してしまう、ということなんです。 音楽は生き物なので、オートマチックにただ同じことをするだけ、というのは、 子どもに毎晩同じメニューの晩御飯を食わせるようなものです。 もしも数ヶ月間毎晩ミートソーススパゲティーだったら… 練習もいつもいつも同じメニューだったら…劣化してしまうというイメージ、わかりますか? (※これはあくまである程度弾けるようになったら、の話です。何回も同じ練習をしなさい!と言われたそこの君、残念でしたー!😂君は何回でも同じ練習をやってくださいね) 全ての音が聞けるようになるまでは大変ですが、それができるようになると、自ずとその曲の言いたいこと、イメージもつかめてくると思います。 今後の出演情報はこちら プロフィール、レッスン情報はこちら

ピアノを弾くときの椅子の座り方

真面目にブログ書こう!って言ってたのに気づいたら前回の音楽関連記事からとっくに1ヵ月以上たってる! 本当はこの間に気づいたことや思ったことたくさんあるのですが… 一生懸命練習していたらブログを書くエネルギーがなくなっていました!(言い訳です それで、いくつか気づいたことのうち、一番驚愕の気づきについて書きたいと思います。 それは、 座ったときの座骨の位置 皆さん、座ったときに座骨を感じますか? これは私の場合ですが、 なんとなく、座ったときにお尻の下の方が全体的にべたっと座面に付くようなイメージでいたのです。 それで、改めて椅子に接する「骨」の位置を確認してみると、 面でべたっとではなく、明らかに座面に接する左右2点の骨の位置を確認することができます。 上半身はその座骨の上に真っ直ぐ乗る感じなので、感じた左右2点に、上半身を真っ直ぐ乗せてみると、 座骨に体重が分散されるので、より位置がはっきりします。 その位置ね! もうびっくりしました。 思っているよりかなり前だったんです。 思い返せば、座骨を後ろの方に感じてるときは、骨盤が寝て腰が丸くなってしまって力が入らないので、 何かやろうと思っても上半身だけでやるしかなくなる。 でも座骨が本来の位置に戻ると、骨盤が立ち、自然に力が入るし、全体のバランスが取りやすいです。 なにより股関節や足が変に力むことなく、楽になりました! ピアノは指で弾くもので、指のことも大事ですが、 それとひけをとらない位大事なのが、自分の体重をどううまく使うかということ。 座りかたがそこに影響しているのは言うまでもありませんね⭐ 今後の出演情報はこちら プロフィール、レッスン情報はこちら

レッスン料金変更のお知らせ

2019年5月以降、レッスン料金が変更になります。 ♪ピアノレッスン       1時間5000円 ♪ソルフェージュレッスン 1時間5000円 ♪声楽レッスン(初心者のみ) 1時間4000円 ♪ピアノ定期レッスン  30分/月4回  ・・・・・・・・10000円  45分/月3~4回(年間42回)・・13125円  60分/月3~4回(年間42回)・・17000円  90分/月3~4回(年間42回)・・25250円 大学を卒業以来そのままの料金システムだったため、変更させていただきました。 若干値上がりになってしまい申し訳ないのですが、どうぞよろしくお願いいたします😌 今後の出演情報はこちら プロフィール、レッスン情報はこちら

2019年に入ってから…

2019年に入ってから、ほぼ毎週のように本番があり、本当に本当に充実した毎日でした。 音楽活動が充実すればするほど部屋の中が汚くなるという悲しい反比例もありますが😢 ざーっと振り返ってみます! 1月 は 日本のうたごえ祭典 、 その他イベントでのソロ演奏や伴奏、 2月 は母校両国高校のOGOB会である、淡交会の新年会でソロ演奏、淡交合唱団の伴奏をさせていただきました。 そのときの様子は ホームページ に書いてくださっています! また、花愛望都先生の生徒さんで、今年宝塚を受験する皆さんのおさらい会で、課題曲の伴奏をさせていただきました。 本っっ当に皆さん素敵で一生懸命で、全員受かってほしい!と思いました✨ また江東区の地域のサークルが集まって皆で発表し合う、江東うたう会で、今年も伴奏させていただきました。 3月 は指導している女声合唱団 野苺のコンサート 堀切地区センターでのイベントでのソロ演奏、 そしてこれから、女声コーラスミモザのメンバーが一人一人歌う個人発表会の伴奏。 その後はわりとゆったりしたスケジュールなので、そろそろ自主企画のコンサートのことも考えてみようかな~と思っています! 今後の出演情報はこちら プロフィール、レッスン情報はこちら

マンフレッド先生レッスン

ドイツのピアノの師匠、マンフレッド・アウスト先生が今来日していて、昨日は地元の小岩にてレッスンをしてくださいました! やっぱり素晴らしいです!圧倒的なエネルギーと、説得力。 日頃の積み重ねがあってこそ、というのが大前提なのですが、 マンフレッド先生のレッスンを受けると、本当にその曲が大好きになります。 もう一人のシェラー先生もそうですが、音楽に対する愛情がいつも純粋でダイレクトなので、毎回ただただそこに感動してしまいます。 明日もソロを弾かせていただく機会があるので、その曲を見ていただきました。 少しでもイベントを盛り上げられるよう頑張ります!楽しい本番になりそうです🎵 今後の出演情報はこちら プロフィール、レッスン情報はこちら

今後の出演情報のお知らせ

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①6月16日 ピアノ&ヴァイオリンDuoライブ 平井から徒歩7分のCafeSAKURAにて、ヴァイオリンの早川愛美さんとライブをします! クラシックの定番曲を中心に、本格クラシック、アイリッシュ音楽も演奏します! 初めて演奏させていただくCafeSAKURA、オーナーさんもお店の雰囲気もとっても素敵です。ピアノは電子ピアノですが、電子ピアノならではのことも出来たら、と選曲しています♪ お近くの方は、是非ふらっと遊びにいらしてください♪ 6月16日(日) 1st   ステージ15:00~ 2nd ステージ16:00~ ミュージックチャージ¥1800(1drink付き) 20名様限定となりますので、ご予約はお早めに! お問い合わせはyuiiwasakiconcert@yahoo.co.jpまで♪ ②6月30日(日) 小柏門下ピアノ発表会 @市川文化会館小ホール 私が5歳~高校生までお世話になった小柏先生の発表会、今年も出演します! 5歳のときから皆勤です✨ ②8月31日 丸越楽器講師コンサート 私がピアノを教えに行っている楽器店、丸越楽器の講師によるコンサートです。お子様から大人の方まで楽しめるコンサートになりそうです✨ ③10月14日 合唱団この灯コンサート いつも強いメッセージ性を込めて行っている合唱団この灯のコンサート、今年は江東区の地域に根差した形での開催、テーマは東京大空襲になりそうです。 これらのイベント、詳細は随時更新していきます。また新しい出演情報が入った場合も追加していきます。 よろしくお願いいたします😌 プロフィール、レッスン情報はこちら

野苺コンサート

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3月3日の野苺コンサート、終了しました! 会場の東大島文化センターにはこんな素敵な雛飾りがあって、気分も上がりました⤴️ まるで私たちのために飾ってくれたんですか!?って感じです。 全然写真を撮らなかったので、本番の様子はまた改めて載せます🎵 いつもこういった合唱団のコンサートは、ピアニストとして参加してきたけれど、今回初めてピアニスト兼指導者として臨みました。 そして、指導者としてコンサートに臨むということがどれだけ大変なことか、 本当に! 身に染みてわかりました。 ですが、自分のリサイタルの時と同じく、次こうゆうことしたらいいかも、あれをこうしたらもっと良くなるかも、というのが、むくむく湧いています✨ 次に繋がるコンサートとなりました! 野苺は次回いつになるかわかりませんが、またどうぞよろしくお願いいたします😌 今後の出演情報はこちら プロフィール、レッスン情報はこちら

野苺リハーサル

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今日は3月3日の野苺コンサートのリハーサルでした。(12人の女声合唱です) 会場がとっても綺麗で、響きも悪くないです!只今団員さんは一生懸命準備中! そして私も頑張って鬼コーチしております! 今日はまだ色々色々、あれがこれが…という感じですが、当日はきっと素敵になる予定です✨ もうチケットは全て売れてしまったみたいで、 ご新規での受付はできないのですが、、 ↓ まだ若干名大丈夫だそうです! ↓ 満席です。 いらっしゃる皆様は団員一同お会いできるのを楽しみにしております! 今日はその後も、新越谷、東陽町と移動して、極寒の中でも活動しまくった1日でした💨 まだまだ寒い日は続きますね、身体を温めて、大事にして過ごしましょう🍀 今後の出演情報はこちら プロフィール、レッスン情報はこちら

問題を意識から消す

前々回記事  問題点を見つける 前回記事   個性と、先に進む力 続きです♪ 意識に上がった問題点 これは、意識に上がった時点でほとんど解決がなされていると言いました。 意識することで、自ずとそれを解決するために工夫するようになるから。 でもたまに、この意識に上がった問題点が邪魔になることも。 それは、意識する必要がないのに、または、意識したくないのに、意識してしまっている場合。 意識の昇りかたが過度になっている場合。 私自身も以前はよくあったのですが、レッスンで言われた注意点を、 改善した後もいつまでも握りしめている 、ということがありました。 過度になる上、他の意識が行ったほうが良いところに回らない。 意識する必要のないものはもうさよならして、新しい問題点を見つけに行かないと、いつまでも更新されません。 また意識したくないのに意識してしまう、というのは何かトラウマや習慣みたいになってしまっている場合。 例えば、本番に向けて緊張感を持つというのはすごく大事なことですが、その緊張感が行きすぎるのが習慣化して、自分でコントロールできなくなる、とか。 ひとつの動きが習慣化しすぎて、それが適切でない時でも自動的に出てきてしまうとか。 この場合、だましだまし、そう「じゃない」可能性、選択肢を一瞬一瞬用意できるようになると楽です。 この辺の話はまた奥が深いので、気が向いたら書きます~。 以上、問題点シリーズでした。 今後の出演情報はこちら プロフィール、レッスン情報はこちら

個性と、先に進む力

前回の記事 で登場したAさんとBさん。 仮にAさんとBさんがレベル等が同じ状態にあったとして、 Aさんはもっとダイナミックさが欲しい→ダイナミックさが足りないことを問題にしている Bさんはもっと音楽の文脈を整理して、理解して弾きたい→理解が足りていないことを問題にしている それぞれがこういった問題意識を持つことで、 Aさんは、どうすればよりダイナミックに弾けるかを工夫するので、そこに秀でるようになるし、 Bさんは、どうすれば理解して整理して弾けるかを工夫するので、そこに秀でるようになる。 つまり、 何を問題にするのかということが、そのままその人の個性になる ということだと思うのです。 そのきっかけが他人によるものでも、それを問題にするという 選択 をしているのは自分。それは他の人にとっては考えつきもしないような選択かもしれないのです。 そうすることで、どんどん個性が枝分かれしていく。 それともうひとつ大事なポイントがあって、 仮に同じくらいの演奏をして、 Cさんはとてもその演奏に満足して、問題点を見つけず、 Dさんは色々な問題点を見つけたとしたら Cさんはそこで達成してしまっているので、次にまた頑張る理由がなくなってしまうかもしれません。 満足してしまうと、そこにまたエネルギーをかけよう、とは思わない。 Dさんは、問題点を見つけることである程度悔しい思いをしているから、次こそは!と、次に生かそうとするモチベーションになるかもしれない。 問題点を見つけることが、先に進む力につながる と思います。 とても能動的な思考の使い方をしないと、なかなか見つけられない問題点、でも見つけることでついてくるメリットは大きそうです。 次に続く🍀 今後の出演情報はこちら プロフィール、レッスン情報はこちら

問題点を見つける

自分で問題点を見つけることの大事さ 何かに取り組んでいて、上達しよう!と思ったとき、私たちはより良くする方法を考えますよね。 いろんな人の意見を聞いたり、先生の言うことを聞いたり。その中にたくさんのヒントがあると思いますが、 ただやみくもにそれを実践しても、本来の自分の問題点を自分でわかっていないと、意味がないのかもしれません。 例えば、仮にAさんとBさんがレベル等が同じ状態にあったとして、 Aさんはもっとダイナミックさが欲しい→ダイナミックさが足りないことを問題にしている Bさんはもっと音楽の文脈を整理して、理解して弾きたい→理解が足りていないことを問題にしている という場合、Aさんはダイナミックに対して意識がいっていて、それに対して工夫をすると思いますが、音楽理解に対してはそこまで意識がいかない。 逆にBさんは音楽理解に対して意識がいっていて、ダイナミックにするにはどうすれば良いかということに対しては意識がいかない。 で、この状態で、Aさんに音楽理解に対する情報が回ってきても、右から左に流れていってしまうかも。 でもダイナミクスに関する情報は、きっと受け取ると思う。 Bさんも同じ。 問題点は、自分がそれを問題点だと思わなければ、存在できない。 逆に問題を見つけた時点で、その解決はもうほとんどなされているのかもしれません。問題の種類にもよるけど。 音楽に限らず、例えば私なんかは、 仕事が忙しいときとかはどんなに部屋が散らかっていても全く気にならない(気にしている暇がない)のですが、ひとたび掃除モードになると、かなり細かいところまで気にし出す。気にしてない時は見てすらいない所まで気にし出す。 で、気にするとやる。 でも気にしないといつまでも放置する。 問題点を見つけ出す、ということが実は一番難しいのだと思います。 しかもこれは誰かにしてもらうことはできず、自分がすることだということ。 誰かの言ったことがきっかけになることはあっても、基本的には自分の内部で、それを意識に上げるという行為があってのものです。 なので、問題点を見つけ出すために一番手っ取り早い方法は、自分の考えを言語化する習慣を持つことかもしれません。 というのも、この記事の内容は、久々にブログ再開してみて

前にやった曲を弾くということ

ここ最近本当に有難いことに、ソロ演奏をお願いされる機会が多くなりました。 それで、新しいレパートリーももちろん仕込んでいるのですが、 この場にはこの曲が合ってる!と以前弾いた曲を引っ張り出して練習したりします。 でも、これがまた難しい。 一度弾いたものだからといって、楽にできちゃうということはなく、 いえ、むしろ、楽に弾けてしまうんです。指が覚えているし、暗譜もしてあるから、さらさらと。 10年くらい前の曲だったらもうほとんど覚えてないから、新曲みたいにさらい始めるのですが、 ここ数年以内とかだと、まだ覚えてるんですね。それでさらさら~と弾いていると、 本来その曲で表現したかったことに、アプローチするのを忘れていたり、 暗譜してて楽譜見ないから、細かいニュアンスや指示を見逃していたり、 音の軸になる部分を頭で整理して聴くのを忘れていたり。 もう大変! 新しい曲ならこういった作業を譜読みしながら少しずつ時間をかけて深めていくのに、 そこをすっぱぬいてしまうんです。 前にやったこんな感じ、だけで身体を動かしてしまっていて、 感覚が今にない。 もう1回、全く新しい気持ちでやらなきゃだめだなぁ。 今後の出演情報はこちら プロフィール、レッスン情報はこちら

音楽家のマーケティング

そういえばブログとかやってたっけな~と思って、以前の記事とかを見返していたら、結構頑張って書いていたんだなぁ、私。 ブログを書くことで、日々の何気ない気付きをスルーしないでちゃんと心に留めておけると書いてあった。 なるほど。最近スルーしまくりだった。 これからはちゃんと書こう。 ちゃんと書いた方がいいですよ、って言ってくださった方もいらっしゃることだし。 ということで、半年前くらいに書こうと思っていたマーケティングについて書こうと思います。 音楽家はマーケティングを勉強した方が良いといいます。 つまり、自分の売り出し方のことです。 私たちは良いものさえ創れば売れる、と思ってしまいがちです。 芸術家や職人さんに多いらしいのですが。 でも実際は、どんなに良いものを創ってもそれが知られなければ売れないし、知られたとしても興味を持ってもらえなければ買ってもらえない。 買ってもらう(私たちの場合はコンサートにきてもらう)までには、色々な課題をクリアしなければならないのです。 ましてやコンサートに継続して来てもらえるためには 知ってもらう→興味を持ってもらう→来てもらう→満足してもらう のすべてをクリアしなければならない! そこを分からずにただ創ることにだけ専念してしまうと、なかなかそういった結果には繋がらなかったりする。 私も、自分で自分をプロデュースとかちょっと…笑 と思っていたけれど、 結局セルフプロデュースって自分を表現することに他ならないのではないかな? だとすると、それは音楽表現に似ている。 自分がどう見られたいか。自分が自分に対してどんな価値を見いだして、それをどう世の中に表現していくか。 その作品をどう思うか。どんな曲に聞こえて欲しいか。それを聴き手にどう表現して伝えていくか。 それが自己満足になってはいけないし、常に自分を省みながら、周りにどう見えるのか、を研究していく。 結局は同じことだと思うのです。 今後の出演情報はこちら プロフィール、レッスン情報はこちら

うたごえ祭典

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先日19日はとどろきアリーナで行われたPeace Festaにて、2曲だけですがピアノを弾きました。 前日のリハーサル隠し撮り↓ 6000人の会場でピアノを弾くのはなかなかない体験。 それもうたごえ祭典の目玉イベントで、全国の皆様が聴いている中で、他の素晴らしい音楽家の中に混じって、ピアノを弾かせてもらえるなんて! やっぱり人数の力ってすごくて、弾いているときは、今まで感じたことのないような大きなエネルギーに突き動かされるような感覚でした。 難点は合唱と伴奏陣・指揮者がすごく離れていたこと。楽器は電子ピアノだったこと。PA(マイク越し)での演奏だったこと。その上とても合わせにくい曲だったこと。 リハーサルは会場がわちゃわちゃした中で行われて全く他の音が聞こえない~💦という感じでしたが、 本番になると、司会の方の素晴らしいアシストのお陰で会場にほどよく集中した空気が流れ、 ちゃんとずれずに演奏できました! このイベント、身近にいる方も制作に関わっていらっしゃいましたが、本当にこれだけのものを準備するのは大変だと思います。 いつもは全国各地で行われるこの祭典、今年は東京で行われましたが、私がうたごえをまともに知ってから初めての東京祭典だったので、よりその事を強く感じました。 なんというかうまく言えませんが、本当に素晴らしいです! 私自身も、こんな大舞台に出演する機会を与えていただき、 共演者の皆様、他のステージの出演者の皆様、そして祭典スタッフの皆様に心から感謝申し上げます。 ありがとうございました🍀 今後の出演情報はこちら プロフィール、レッスン情報はこちら

とどろきアリーナ

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これからとどろきアリーナで伴奏です! こんな広い会場で弾くことは滅多にないので、ワクワクです❤️ 今後の出演情報はこちら プロフィール、レッスン情報はこちら

今後の出演情報のお知らせ

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2019年の出演情報のお知らせです。 ①1月18~20日 日本のうたごえ祭典 私は1月18日の全国合唱発表会の一般の部Bで合唱団この灯、女声の部で野苺のピアノを弾きます。 東部、東京大会と進んでせっかくの全国の舞台なので、良い演奏ができるように頑張ります! そして次の日の1月19日、とどろきアリーナで行われるPeace Festaで、燃える川より序章、ノーパサランのピアノを弾きます。 2時間半で10万人が焼けて亡くなった東京大空襲。そのとき隅田川が真っ赤に燃えていたと聞きます。燃える川はその様子を歌った作品。 ピアノ伴奏がとてもかっこよくて(その分弾くのも難しいですが💦)、当時の様子が眼前に迫り来るかのようです。 ノーパサランは戦争をとおしはしない!という確固とした意思が感じられる作品。 とても大きな場所で、演奏者同士も離れた場所で演奏という、不安要素いっぱいな環境ですが、この2曲の良さを大勢の観客の皆様と共有できることを目指して頑張ります!   ②3月3日 野苺4thコンサート 女声合唱団の野苺は、現在12名のメンバーで、親しみやすい曲から少し本格的な作品まで、主に3部合唱で取り組んでいます。 もともとたまにピアノを弾きに行っていて、セカンドコンサートのときに初めてピアニストとしてご一緒した野苺ですが、今はピアノを弾きながら指導をしています。指導する立場になって1年ほどのタイミングで、今回コンサートをすることになりました。 今までのようにかっちりとしたホールでのコンサートではなく、フラットな会場で気軽に楽しんでいただける会になりそうです。 ですが!演奏の方は一切妥協せず、良いものを作っていこうとみんな頑張っています! 私も少しだけピアノソロを弾きます。 ※他にも以下のイベントに出演します 🍀2月2日   淡交会新年会 🍀6月30日 小柏門下発表会 🍀8月31日 丸越楽器講師演奏会 🍀10月14日  合唱団この灯コンサート できれば自主企画のコンサートも年内に1回はやりたいと思っています!詳細が決まり次第またアップしますね~ プロフィール、レッスン情報はこちら