曇り続きに良い映画

どんよりした日や雨の日が続いていますね。



こんな天気なので、昨日久々に「天気の子」見てみました。
ひたすら雨が降るお話です。



私も大好きな「君の名は」の新海誠監督の次の作品で、一応映画館でも見たんです。


そのときは、面白かったんですが、そこまで大きく感じるものはなかったんですね。



主人公が、あまり初々しすぎるというか、がむしゃらすぎて、共感できなくて。


少なくとも私はもう少年少女ではないし、まあ共感できなくてもしょうがないのかなぁ…と思っていましたが、

今回改めて見て、印象が全然違いました。





まず、実際に今曇り続きのせいもあると思うのですが、
雨からぱーっと晴れていくシーンはそれだけで感動してしまいました。

いつものことだけど、絵が綺麗すぎて!




そして、今って、コロナもあって社会全体が息苦しさを感じていて、でも動くこともできなくて、下手なことをするとすぐにでも批判を浴びそうな世の中じゃないですか。



天気の子の主人公もまた、息苦しさを感じて島から東京に飛び出してきた子なのですが、

最後の方では脇目も振らずに一直線に自分の守りたいものに向かって突き進んでいきます。


そこには世間的な正しさとか、まともでいなきゃ、みたいな守りが一切ないんです。



その辺がちょっとバカっぽかったり、青くさ過ぎるように映ってしまって、前見たときは多分それがあまり好きじゃなかったのかもしれないけれど、


今回は素直に感動しました。



今の時期だからこそ、刺さる部分が多い映画だと思います。





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