ものの見方の磨き方②

前回に続き、ものの見方の磨き方について。




前回の、色々な視点を持つ、視点のヴァリエーションを増やす、というのは、
とりあえず自分にとって新しいことをすれば、すぐに見えてきます。


新しい挑戦をすること自体は大変なことですが、やりさえすれば良いわけで、そうゆう意味ではとっつきやすいかもしれません。



でも今日お話しするもうひとつ



深い視点を持つこと



色々やってみる、ではなく、ひとつのことを突き詰めていく方向性です。



これはとても大事なことで、ものの見方を磨く、といったら、むしろ、こちらの方がメインになるのではないかと思います。



これがないと、前回の記事のように色々な視点を持ってみようと思ったところで、見え方が浅くなってしまいかねません。



ただ、難易度はこちらの方が高いです。



ポイントは、メインの分野をひとつに絞りこむこと。

それを絶対毎日やること。
師匠を持つこと。
年月を重ねること。



文字にするとたったこれだけのことですが、これがなかなかできないことですよね。



私の場合それはピアノ。

声楽もヨガも、ピアノを助ける存在です。



これだけピアノを続けていると、普通にしていたらさほど気づかないような、些細な体の変化が、ピアノを通じて感知できるようになります。


ピアノを通じて、生徒さんや共演者のちょっとした特徴なども見えるようになり、



ピアノが他の何よりも優れたセンサーのようになっているのがわかります。


そのセンサーをメインに搭載した上で、新しい挑戦をしたら、視点の広がり方が全然違うのは言うまでもないですよね。




ただ、さっきも言ったように難易度が高いです。


長く続けていると挫折しそうにもなりますし、

良い師匠に出会っていればそれも乗り越えられるのですが、

良い師匠との出会いは、探せば絶対に見つかるというものでもなく、ご縁なので…




毎日続けるにしても、師匠を探すにしても、

諦めずに続けられる持続力と根気が必要です。




深い視点を持つ
色々な視点を持つ




自分のできそうなことから始めてみてください🍀



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