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日本とヨーロッパ

今年の本番もあらかた終わり、 やっと風邪があともう少しで治りそうです! 一番咳がひどい時に薬で止めて、そのまま普通に活動してしまったため、喉のちりちり感がいつまでも消えずに長引いてしまいました。 多くの方々にご心配をおかけしてしまいました😢 さて、今年の夏にドイツでマスタークラスを受けてきたのですが、ドイツから帰ってすぐの頃に下書きして、そのまま放置していた記事を発掘したので、今更ながらアップしてみます…笑 ~~~ 今回マスタークラスを受けて、それはそれは良い刺激をたくさん受けてきたのですが、 それは先生方が素晴らしいのはもちろんなのですが、 やっぱりお金も時間も、えいっと思いきらないと出せないものを費やして、果てしなく遠いところまで行ったからこそ、私も受けとるぞ!という気持ちで臨めたのが大きいのかな、と思う。 普段と違う場所でやってみる、というのがとても新鮮でした。 特に向こうは残響が違うので、音の捉え方そのものが違ったように感じます。 でも日本に帰って同じことをしようとすると、全然別物になってしまう。 向こうでやってきたこと、向こうで感じた手応えは向こうでしか味わえないものなんだな、と実感しました。 環境が変われば枯れてしまう花のように、音楽は生物なんですね。 本当にその場でしか生まれないもの。 その意味では、本当の意味でのクラシック音楽は日本には存在し得ないのかもしれません。 なのになんで私たちはクラシックを続けるんでしょうね! やっぱり、常に自分にない新鮮な驚きが欲しいのかな。 そしてマスタークラスを受ける中で、私の先生方には共通していえる部分があります。 それは、 まず音楽がある。出来上がり図が頭に鳴っている。 そしてそれを表現する。 いやいや、当たり前だろ!って思われるかもしれないけれど、これが本当に実現できている人は実はなかなかいないと思う。 人に指導するとき、または自分が演奏するとき、本当にその音楽に対して出来上がり図が頭に鳴っているでしょうか? そしてそれを表現するために必要なエネルギーの質はどんなもので、どうすればそれを生み出せるかわかっているでしょうか? 身体や指の使い方もすぐにアイデアが出てくるでしょうか? そしてそれらは、自分が思って

盛りだくさんだった夏と秋

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更新をサボっていましたが、実はとっても盛りだくさんだった夏&秋。 その都度ちょっとずつメモしていたのを一気にまとめたいと思います! ●8月15日 ニューヨーク在住の中学の同級生が日本に遊びに来ました。 私にとっても初めてのお台場の大江戸温泉物語へ 中がすごい ●8月末 同じメンバー+他の中学の同級生一同に会して盆踊りに行きました。錦糸町の、有名らしいですが初めて行きました。で初めて踊りました。 どちらかというと踊ってなんかやるもんか的な人間なのですが、ちょっと盆踊りに対するイメージが変わりました。 ●9月25日は亀戸ふれあいセンターで演奏させていただきました。 ピアノの構造や、楽器の歴史について、画像を見たり音源を聴いたり演奏もしながら、お話ししました。 構造を説明するためにアップライトの上蓋と下蓋全部はずしたのですが、あんなむき出しで演奏したのは私も初めて! 改めてピアノってすごい楽器だな、と思いました。 こちらに素敵な記事を書いてくださっています ●9月29日はうたごえ祭典の東京大会がありました。伴奏させていただいたこの灯、指導している野苺、それからオリジナル部門も全国大会に推薦していただいてとても嬉しいです。 もうひとつ伴奏したミモザは推薦まではいきませんでしたが、積み重ねた練習の成果をしっかり出せて、年々の成長が素晴らしいなぁと感じました。 ●9月30日、生まれたばかり(正確には復活したばかり)の淡交合唱団の、すみだ音楽祭での演奏の伴奏をしました。 淡交会という、私の母校・両国高校卒業生の集まりがあり、そこから生まれた合唱団です。 とても丁寧に練習を積み重ねている合唱団で、最初の単体での演奏という記念すべき本番をご一緒できてとても楽しかった!これからもよろしくお願いします✨ ●10月7日は宝塚出身・花愛望都先生の大人の生徒さんのボーカルおさらい会の伴奏。皆さん、歌もさることながら、表情や衣装が毎回素敵!さすが宝塚✨ そのままお茶の水女子大学ピアノ班OGの定期コンサートに出演。働きながら真剣にピアノを続けている方も多く、本当に尊敬です。 私はたまたまプロという立場で音楽に関わらせていただいていますが、元々は演奏という行為が好きで、それをいつも極めてい