明けましておめでとうございます
2019年明けましておめでとうございます。
今年は新年早々、群馬の温泉に来ています。
昨年は本当にたくさんの方々に支えていただき、充実した1年を過ごすことができました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!
さて、昨年は私にとっては「達成」の年でした。
格段に活動の場が広がったこと。
5年ぶりくらいにドイツに行って改めて勉強できたこと。
そして30歳を目前にして2度めのリサイタルができたこと。
5年ぶりくらいにドイツに行って改めて勉強できたこと。
そして30歳を目前にして2度めのリサイタルができたこと。
普段のお仕事を続けながらこれらの予定をぶっこんだので、他の場所ではお休みいただいたり練習不足だったり…ということももしかしたらあったかもしれません…
それでも今回無理してでもリサイタルをすることで、何物にも代えられない大きな成果を得られたように思います。
2年前のリサイタルでは、気持ち的にも物理的にも練習がなかなかできない環境の中での、人生初リサイタルでした。
過酷な環境の中でベストを尽くしたと自負していますが、
それでも終わって振り返ってみれば、あそこがもっとうまくできたかも…ここももっとうまくできたかも…っていうのがたくさん出てきて…
それでも終わって振り返ってみれば、あそこがもっとうまくできたかも…ここももっとうまくできたかも…っていうのがたくさん出てきて…
環境が整ったらリベンジしたい!できたら2年以内に!と思っていたのでした。
ですが環境が整ったら整ったで急にホッとしてしまい、リサイタルなんてそんな大変なこと、やらないでよくない~?みたいな感じになっていたのでした。
ですがですが、私の周りの素晴らしい音楽家の方々の刺激を受けて、やっぱりやらなければ!と急にやる気になり、
やる気があるうちにさっさと会場を取ってしまったのでした。
そして、とにかく表現する上でこれまでの最高レベルを目指したい、と思いました。
表現する、といっても、私はテクニックも表現のうちだと思っていて、表現するためにはそのためのテクニックが必要だと考えています。それをひたすら磨いていく作業でした。
表現するためのテクニックではなく、テクニック単体で人を惹き付けてしまう演奏者もいます。
ただ私はコンクール入賞歴もないし、大多数の中で抜きん出て、一瞬で人の意識を引くようなテクニックは持ち合わせていないので、とてもそんなマネはできません。たぶん。今のところ。
だから、リサイタルという長時間の場で、長くじっくりと人を惹き付けられるような、表現の深さ、質、テクニックを目指しました。
そして、そこにある程度の手応えを感じました。
音の聞き方、身体の角度、指の感覚、イメージ…いろんなものが一致して、なんの努力もなくするっとその音楽の本質を再現できるような感覚を伴った手応えでした。
とはいってもそこにいたるまでにありとあらゆるやるべきこと、ステップがあるのですが…
そのやるべきことがなんなのかがわかった、というのが、このリサイタルでの収穫でした。
今年も大変大変有難いことに、皆様に演奏を聴いていただける機会がたくさんありそうです。
そういった場で、つかみとった感覚を何度も反芻し、更に自分のものにしていきたいです!
ということで、今年は「達成」の年。
しかし、これでハッピーエンドにはならないのです。
リサイタルの後から、ずーっと体調を崩してしまいました。
終わった直後に風邪をひき、それは普通の風邪だったのですぐに完治したのですが、
それから1~2週間後に喉に違和感を感じ、そのまま咳が止まらなくなって、息を吐く度に出るので、夜もろくに眠れなくなってしまったのです。
それから1~2週間後に喉に違和感を感じ、そのまま咳が止まらなくなって、息を吐く度に出るので、夜もろくに眠れなくなってしまったのです。
普段の咳はコンコンていう空咳なのですが、発作みたく大きいのがくると咳というよりもえずく感じで、涙ぼろぼろ顔ぐしょぐしょ。。
本番は飴やトローチを口に忍ばせて凌ぎました。
病院・治療院にも最終的には4つ行って、風邪やウイルスではないことは分かっていても、なかなか原因は判明しなくて、今逆流性食道炎の薬が効いてほぼ咳は収まっているので、多分食道炎なんだろう←今ここ
このまま全快しますように…
どんなに頑張っても能力あっても才能あっても、身体が元気でなければなにもできないということが身に染みました。