専業主婦のお仕事

ここ数ヶ月間、前より忙しくなった!という人と前より暇になったという人といると思いますが、


当然私は前より暇になった部類の人間です。



なのでこの何ヵ月かは、専業主婦というお仕事を初体験しているような感覚でした。



といっても、オンラインレッスンを続けていたので、完全に専業主婦とも言えないのですが。



家の至るところを大掃除して、だいぶ綺麗になったし、ご飯も身体に良さそうなものをわりと毎日作ってます(どうしてもめんどくさいときは出前します😄)


以前のように、本番やレッスンの準備に追われることなく、本当に自由で穏やかな日々でした。



ただ、自由に練習したり自由に時間を使ったりできる反面、自由にぐうたらもできてしまう。



「自由」というのは、ここまでに絶対やらなきゃならないというようなことが決められていない状態で、

この中で自分を律していくって、わりと難易度が高いんだな、と気づかされました。




それに専業主婦のお仕事って、ひたすら毎日同じじゃないですか。(もちろん、工夫次第でそうじゃなくなるけれど)



私は今まで、曜日ごとに違う場所に行き、違う人と会い、
ピアノを弾くこともあれば教えることもあり、歌や合唱を教えることもあって、ほぼ毎日違うことをしていました。


そのときも、毎日同じ場所で同じ人と同じことをする仕事ってすごいな、私には無理かもな、と思っていましたが、
専業主婦はその最たるものですよね。



しかも家事ってやって当たり前みたいに思われることが多くて、誰かに素晴らしいねって誉めてもらえるわけでもなく、賃金すら発生せず、ただひたすら一人で同じことを繰り返す。



すごいことだと思います。




幸い、各方面のお仕事が順次再開して、7月以降はほぼ日常通りとなりそうです。
もちろん、感染者数があまり多い場合は臨機応変に対応していくつもりですが。



でも今までは、時間に余裕があるときは自分でコンサート企画して何かしらやっていたし、


暇で暇でしかたない、それなのになにもできない、することがない、という、強制的にストップがかかった状況になったことがなかったので、これはこれでとても貴重な経験だったな、と思います。





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