シェークスピアシアター「お気に召すまま」

昨年リサイタルの司会と朗読をしてくれた鷹野梨恵子ちゃんの活躍を見に、俳優座へ!
シェークスピアシアター「お気に召すまま」を見てきました!

梨恵子ちゃんはロザリンドという大役を好演(^^)✨


前回「間違いの喜劇」で初めてシェークスピアを生で鑑賞して、そのセリフの多さにまずびっくり。

古典劇なのでセリフまわしは詩的で古めかしくて

これだけのセリフ、どうやって覚えるんだろう?


私たちがどんなに音が多くても全部を覚え込んで舞台に立つときと同じなんだろうか?

私たちも何回練習しても、いざ本番となると、間違えないか、止まらないか、つっかえないかと不安になるもの。
でもその不安をお客さんに感じさせてしまったら、せっかく覚え込んだその音たちが持っているキャラクターが空虚なものになってしまう。

梨恵子ちゃんは以前、シェークスピアシアターではセリフを音楽のように捉えて芝居作りをしていると言っていました。

今回見ていて、とてもその感覚がわかって、どんなに長いセリフも、古めかしい難しいセリフも、一定のテンポの中で流れているように感じました。

このね、決めたテンポの中に入れていくって、本当に難しいと思います。

一瞬でも気を抜くと、その流れから取り残されてしまうんだから。

そんな激流の中で、決して自分を見失わず、生きた言葉を流し続けていく。

そんな風に私には見えて、全員がその流れに必死に食らいついている、その熱に圧倒され、私も必死で食らいついて舞台を見ていました。
とても心地よい集中した時間。


これを立派にやり遂げている梨恵子ちゃんはすごい!と思いました。
+α、バレエで鍛えぬかれた身体の所作が美しかった!

ますますのご活躍を期待しています❤❤





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