6月30日ピアノコンサート終了しました

先日、子供の頃習っていたピアノ教室のコンサートがありました。
私は未だに出続けていて、5歳の時から皆勤です。


教室の生徒さんの親御さんがビデオを撮ってくださっていたので、こちらに載せておきます。


2019.6.30 ショパン:バラード第1番



今回弾いたのはショパンのバラード第1番。
小さい手を目一杯広げて弾いてきました!


この曲、実は大学2年生くらいのときに1度弾いたので、10年ぶりくらいの再挑戦です。


大好きな曲なのに、10年前は本当に色々なことが追いついてなくて、表面的には弾ききった!感は出していたものの、聴き手にちゃんと伝わるような質のものではなかったな~とずっと思っていた。


今回は、私の思っていることが、ちゃんと「聴き手にわかるように」伝えることを心がけてみました。


といっても、それってなかなか難しくて、弾き手は聴き手じゃないから、どうしても弾き手目線で音楽を作っちゃうんですよね。


でも、昨年のリサイタルを通じて、「聴き手にわかるように」伝えるには何をすれば良いのか、ということを知りました。

なのでそれを実践してみました。


ひとつは、しつこいくらい録画練習をすること。

そして、音のこと、仕草、姿勢など、気になったことやできなかったこと、その対策をしつこいくらいノートに書き起こすこと。



そして、風景や場面などを具体的に想像できるようにしておくこと。

例えばこのバラードの前奏が終わって第1主題が出てくるところは、戦争か何かで傷ついた人がひとりで歩いているシーンで、場所はごつごつした岩場の多い荒野で、乾いた風が吹いています。時間は夜で、寒いです。多くのものを失って絶望しているし、恨みを抱えています。

私の頭の中の物語では、この後、悪魔とかも出てきます。


小説書けちゃいそうなくらい、しつこく設定を考えました。


ただ、これを本当に小説にしちゃうと、1個も救いのない悲惨な物語になってしまうので…やめておきます😄💦


内容が気になるという物好きな方がいらっしゃれば、お気軽にお尋ねください笑





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