力加減のお話

まだまだ初歩のハープですが、少しずつ少しずつそれっぽくなっているような…?(^^)



ハープだとすごくわかりやすいのが、力の加減。
力を抜きすぎるとすぐに音が抜けてしまうし、
入れすぎると動きが制限されて明らかにうまく弾けなくなる。
うまく指を準備できなかったり、準備するときに他の弦を触ってしまったり…コントロールが効かなくなるんですね。


楽器を弾くときってもちろん力を使わないと音は出ないんだけど、そのために必要な力以外の力を、意外と使ってしまっている。

それが動きに制限を生んで、弾きにくさの原因になってしまう。

そうゆうときに、じゃあ力を抜いてみよう!としたら、必要な力まで抜けてしまって、音が抜けてしまったりすかすかになってしまったりする。


これはやっぱりすぐにできるようになるものではなくて、力を入れては抜いてみて、また抜いては入れてみて、あっちへ行きこっちへ行きしながら、ベストポジションを見つけていくのだと思います。

ちょうど振り子が何度も行ったり来たりしながら、最終的には真ん中に寄っていくみたいに。


ああ、でも考えたらピアノもそうだったっけな。

それこそ初心者の頃は、ちょっと抜きすぎては弾けなくなり、入れすぎては弾けなくなりを繰り返していたのかもしれません。(24年前のことなので覚えてないけど)

今は馴れてしまっているので、力を抜こうが入れようが表面的には弾けてしまいます。
それでも、正確さや音色をコントロールするために、あえて力の入れ方、抜き方をわざと大袈裟に意識して弾いてみたりする。

わざと振り子の向こう側とこっち側を感じてみるんです。



あとこの力の加減、思いとも深く関連していると思います。

ざっくりいうと、
力が抜けすぎているときは、やる気でないとき。
力が入りすぎているときは、ムキになっているとき。

で、ハープやってみて気づいたんですけど、

私、めっちゃムキになるんですよ。できないと。できるまでやらないと気がすまん!みたいな。

気づいたら時間がたってて、ムキになってムキムキに力入ってるパターン。

そういえばピアノもそうだったなぁ…。




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