シューベルト

一昨日はコーラスミモザのコンサートでした!

いつも温かく和やかな雰囲気のコンサート。
すごいのは、毎年12月に必ず開催していること!素晴らしいですね✨

私は毎年、伴奏とソロを弾かせていただいています。

今年のソロは、
シューベルトの即興曲op.90-3
ラヴェルの道化師の朝の歌

11月5日があまりにも大変過ぎたので笑
ささやかなものを弾きたくなってシューベルトを選びました。

この曲は、私が初めてドイツにマスタークラスを受けに行ったときに持っていった、特別な曲。

とてもメロディが綺麗で、シューベルト独特の転調マジックが生きていて、
そしてきっと大きい場所ではなく小さなサロンで演奏することを想定しているのか、全く媚をうっていないというか、シンプルで、奇をてらってないのです。

本当にほっとする😌

でもラヴェルの道化師の朝の歌と合わせてプログラムを組んでみると、
やっぱりそれなりの大きさの会場でグランドピアノという楽器に向き合ったとき、近現代やロマン派の華やかな作品は強いな、と改めて、改めて思いました。全てを蹴散らすインパクトがあります。

それでも敢えて、派手さで惹き付けるのではなく、シンプルな中の小さな変化のひとつひとつに驚きながら、じっくりと編み上げて作っていくシューベルトの音楽に久しぶりに向き合えて、良かったなぁと思います。
でもこの曲は歌を聴いているような癒される曲のように見えて、弾く方はぴりぴりに神経を使う、超テクニカルな曲です笑



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