身体の神秘

この間、

なんか呼吸が浅いなぁと思って、
横隔膜が固くて呼吸が入らない感じだったので、

なんとなく横隔膜について調べてみたんですね。



横隔膜はそれ自体で動くというよりは、
周辺の筋肉がが緩めば横隔膜も緩むという感じなので、
ほぐし方にもいろいろあるのですが、


その一つに、蝶形骨を緩める、というのがありました。


聞いたこともない骨だったのですが、
これは目の奥、耳の高さ辺りにある、蝶が羽を広げたような形の骨で、
頭蓋骨の中の骨なのだそうです。
脳にも近いし、背骨にも接しています。


ちょうど、声楽で響きを上で感じるときに意識する辺りです!


で、横隔膜と蝶形骨は、筋膜で繋がっていて、蝶形骨が緩めば横隔膜も緩むのだとか。


けっこう離れた場所にあるのに繋がってるんだなーと感動。


ちなみに耳や鼻を優しく引っ張ると緩むらしいです。



それで更に更に、蝶形骨と仙骨の関係というのも面白くて、

仙骨は尾てい骨の上の、腰辺りの平たい骨なのですが、


ちょうど身体の中央に位置し
全身の骨の総司令塔なのだそう。


人間が行動を起こす0.5秒前には仙骨が動いていて、行動が起きてから0.5秒後に脳が行動を認識するらしいです。


仙骨が損傷すると身体をどこも動かせなくなってしまいます。


また仙骨を取り出すということは人にとって即死亡を意味する。


全ての動きの源、生命エネルギーの源。


そんな仙骨は、実は常に微かに振動していて、その振動は背骨を通じて蝶形骨に通じているのだそう。


蝶形骨と仙骨、この2つの骨は特別で、これだけは人工で替えが利かないのだそうです。


仙骨で検索すると色々な情報が出てきます。


ちょっとぞくぞくしながら読み漁ってしまいました笑


「振動」というのが、私のような音楽の人間にはとてもわかりやすいイメージで、

音も結局のところ振動。
音を発生させる演奏という行為も詰まるところ振動。


振動というのはどこかに力が入っているとせき止められて伝わらなくなってしまう。


緩んでいるからこそ振動できる。


またひとつ大事な気づきをもらえました🍀





💡2018年10月20日(土)、ピアノソロリサイタル開催予定です!



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