大勢の人の前で話すということ

本当に、以前はダメだったんですよ。

私は人前に立つのは向いてないんだな~と思った。

でも、この間の講座では80人の前で2時間、自分でもびっくりするくらい自然に喋ることができました。


人前で喋るのは苦手だという方はたくさんいらっしゃると思います。

私だって、
人前で喋るのなんてもう全然平気!得意よ!
とまではいきませんが

ちょっとだけ自分の体験から気づいたことを書いてみたいと思います。



まずそもそもなんでそんなに、
人前で喋るのは苦手だ、と思ってしまったんだろう。


うん、怖いから。


…なにが?


人の目が。どう思われてるのか気になっちゃう。

なんかこの人変な人だな~とか
つまんないな~って思ってないかな~とか
声聞こえねえよ!ってイライラしてないかな~とか

そうゆうこと気にし出すと頭が真っ白になって、喋らなきゃいけないこと忘れちゃう


…本当にみんなそんなこと思ってるのかな?
実はみんな興味津々で話を聞いてくれていたり、
好印象を持ってくれているかもしれないよ?

全部気のせいだとしたら?
変な人だと思われるとか、つまんないって思われるとか、
勝手に自分の中だけで思ってるだけだとしたら?


それでもなかなか取れない思い込み。
私の場合は子供時代についたものかもしれない。

無口で声も小さかったので、人前で喋るときは必ず後ろから、聞こえません!!の怒号、
先生からももっと大きい声でしゃべりなさい!と怒られました。

ええ、わかりますよ。聞こえないのってすごいフラストレーションたまりますからね。聞こえない声に耳を傾けるのってすごく集中力いりますからね。
とりあえずもっと大きい声で話せ!って怒っとくのが一番手っ取り早いですよね。

それでも私は一生懸命出してるつもりだった。
怒られることで余計に萎縮して声が出しにくかったけど、
それでも一生懸命喋ってなんとかその場をしのいだ。



こうなるともう恐怖でしかないですよね。

怖いから緊張して挙動不審になる→変な人だと思われる。

怖いから緊張して伝えたいことがうまく伝えられない→話がつまらなくなる

こういった経験を順調に繰り返して、
人前で喋るのは苦手だ、という崩れることのない思い込みがめでたく完成するわけです。



じゃあどうやってその思い込みを崩せたのか?

これとは逆の経験を繰り返したからです。

いろんな団体でよく一言お願いしますとかいって喋らされるんですよ。あれが嫌で嫌でたまらなくて。

でも、みんな私が何を喋るか興味津々なんです笑

それは、いい意味で。期待に目を輝かせて聞いてくれるんですね。私を変な人だとも思っていないし、つまんないやつだとも思っていない。

そうゆう風に扱われると、自分もちゃんと思ってることをお話ししようって気になるじゃないですか。
ちゃんと伝えたいから自然に声も大きくなるじゃないですか。

そうゆうことを繰り返すうちに、いつのまにか前提がひっくり返っていた。


みんな私のこと変って思ってないかな
つまんないって思ってないかな
イライラしてないかな

から

みんな私のことを素敵だと思っている!(笑)
興味津々!
私が何を言うかワクワクしている!

へ。



慣れ親しんだ団体はもちろん、

例え初めての場所で大勢の前で喋らなきゃならないとき、この人どんな人なんだろう…?みたいな目でみんなが見ていたとしても
この前提を持っていれば全然怖くないです。

どっちにしたって、最初みんな無表情だったりしたら、こちらに対してネガティブな印象をもっているかポジティブな印象をもっているかなんてわからないんです。

わかんないならとりあえずポジティブな印象をもたれている!っていう設定にしちゃいましょう笑


中には細かいところにいちゃもんつけてくるようなクレーマーさんもいるかもしれませんが、
ごく少数だと思うのです。

それより圧倒的に多くの人が、目の前に立っている人がどんなことを話すか楽しみにしている。

そう、楽しみにしているんです!



それなのに怖がる理由なんて何一つないのです。一緒に楽しんじゃえば良いのです。

演奏と一緒だ。

この私にできたんだから、きっと誰にでもできます笑



今後の出演情報はこちら
プロフィール、レッスン情報はこちら


このブログの人気の投稿

ショパンと第9

岩崎結 プロフィール・レッスン情報

お花見

7月8日コンサート・共演者紹介

小さい手でピアノを弾く

シェークスピアシアター「お気に召すまま」

合唱ピアニストのお仕事

おぞましさと憎しみと

ピアノの練習の仕方