明るさ

明るさって大事。


暗い曲や深刻な曲、強烈な曲をやっていると、ついそれに引きずられて、暗くなったり深刻になったり、音を押し出すようにしてしまいがち。

でも本当に実際に、悲しかったり辛かったりネガティブな状態のときって、そもそも音が響く状態ではないんですよね。


身体の意識がどさっと下に落ちて
胸は詰まり
喉は締まり



これって音を響かせるときと逆ですよね。

上に響いていく意識
胸を開く
喉をあける

音が響く状態でいながら、悲しみや怒りのようなネガティブなものを表現しなければならない。

そうゆう時は、私は泣き笑いのイメージで演奏したりします。

音を出している以上、身体や気持ちが下に下がることはありえない。
そうすると、
泣きが入ったとしても泣き笑いになる。
怒りが入ったとしても怒り笑いになる。

暗い曲のときはそんなことを意識したりしています。

明るい曲のときは、こうゆうねじれはないです。

が、明るい曲だから素直に明るく!きゃー♪
と空元気のようになってしまうのも違う。

その中にも奥深さを込めてみたりする。

明るい
暗い

白黒はっきりつけられないところがまた面白いですよね♪





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